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中古車の修復歴について

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中古車購入を考えるとき、気になってる問題として、過去に車を修理したかどうか?がわかる「修復歴」があります。

 

「修復歴なんてないほうが良い!」と思うのは当たり前の感覚かも知れませんが、果たしてそうなのでしょうか?

今回は中古車を選ぶときに気になる「修復歴」についてお伝えします。

 

中古車の修復歴

修復歴は表示しなくてはいけないルールです。

中古車販売店をウェブサイトや中古車雑誌の中で販売価格を紹介するためには、その車の品質も一緒に表示しなくてはいけません。

 

これは「広告表記」と呼ばれ13もの項目に渡る『自動車公正取引協議会』が定めるルールです。

 

その13の項目の中の一つに「修復歴」があり、修復歴があれば「修有」、修復歴がなければ「修無」と表記されます。

 

具体的にどこを直したら修復歴になるの?

修理があれば全てが「修有」になるわけではありません。おもに車の骨格部分に損傷があり、交換や直した場合のみ「修有」表記となります。具体的には以下の9の部分です。

修復歴

① フレーム (サイドメンバー)
② クロスメンバー
③ インサイドパネル
④ ピラー
⑤ ダッシュパネル
⑥ ルーフパネル
⑦ フロア
⑧ トランクフロア
⑨ ラジエータコアサポート

※ 平成28年4月1日より修復歴の定義(骨格部位)が変更となります。
一般財団法人日本自動車査定協会の修復歴判断基準の変更に伴い、平成28年4月1日より修復歴の定義(骨格部位)が変更となります。
【変更内容】
車体構造の変化に伴い、事実上、車体の骨格として扱われていない「ラジエータコアサポート」を修復歴に定義(骨格部位)から削除

 

「修有」と一口にいってもさまざま

修復歴がなければ修理してないわけではありません。逆説的に言えば以上の項目以外は直していても「修無」になるわけです。

 

事故にもいろいろな事故があり、軽い事故から重度の事故がすべて同じで扱いではなく、バンパーやドアを交換した・ドアの凹みを板金で直したなどの場合は修復歴車にはなりません。

 

そうなってくると「修復歴が有の車には乗りたくない!」という人は、上記の9項目に修理がある車が嫌なのか、ちょっとでも修理をした車が嫌なのか、おそらく本人も自覚していないかも知れません。

 

また修復歴がある場合でも、その言葉通りきちんと修復がなされていることを意味しますので、一概にその車の程度を悪く捉えたり、必要以上にダーティーな先入観を持ってしまうのもどうかと思います。

 

 

「修有」ある方が安心な場合も

修復する必要があるのに、していない車も修復歴としては無しとなってしまうわけですから、当然有り無しだけでは車の状態は評価できません。

 

むしろ、きちんと直された履歴のある車の方が安心。という考え方もありかも知れません。修復箇所や程度について明確に説明が受けられることも車や中古車販売店の評価対象と言えるでしょう。

 

お買い得車を見つけるためにも、車両状態について十分に販売店の方に確認することをお勧めします。