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冬の北海道で洗車を行うための、3つのポイントとは?

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こんにちは CARさっぽろです!

今回は「北海道で冬の洗車を行うためのコツ」について3つのポイントをご紹介します。
 
ただでさえ寒い北海道の冬。
洗車しないで済むならしないでおきたいところですが、北海道の冬道には融雪剤や雪解け水、泥など愛車を傷つける要素がたくさんあります。
 
汚れが気になり始めたら、早めに洗車を行うのが1番ですが、冬の洗車には夏とは違った対策が必要なので、ぜひチェックしてくださいね。
 
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ポイント1:冬の北海道での洗車。おススメの日っていつ?

冬の洗車におススメなのは、前日と比較して気温差が少なく、路面状況が安定している日です。
 
たとえば、冬の晴れの日などは、日中と夜間の気温差により路面状況がドロドロになる可能性があります。せっかく洗車してもすぐ汚れてしまったら、台無しですよね。
 
これを避けるためにも、「前日より気温の高い、よく晴れた日」は避けた方が無難です。
ただし、冬の晴れの日を避けた方がいい理由は「路面状況が荒れやすいから」であり、夏の晴れた日のように直射日光によりワックスのムラができることは多くありません。
気温の落ち着いている午前中や夕方であれば天候はそれほど気にしなくてもよいでしょう。
 
天気予報をチェックするときは「気温」を重視して確認するのがおススメです。
 
そのほか、風の強い日も、実際の気温より体感温度が低く感じられ、手や体が冷えやすく、しっかりと汚れを落とすことが困難になるのが予想されるので、おススメできません。
 
 

ポイント2:洗車は足回りから、が鉄則。

洗車はタイヤ周りから行う、というのが一年を通して鉄則になります。
 
タイヤや車体下部には、融雪剤や泥など、粘着性が高く簡単には落ちない汚れが多く付着しています。
そのため、時に洗車ブラシなどを併用しながら、しっかり汚れを落とし、さびにくい状態を保つ必要があります。
 
さらに足回りの汚れは洗車中にボディへ撥ねやすく、ボディを先に洗うと二度手間になってしまう可能性もあります。
この点からも「足回りを念入りに洗浄し、そのあとでボディを洗浄する」のがおススメです。
 
ただし、コイン洗車の場合は「スプレー洗車(お湯だけの洗車液)は上から」「シャンプー洗車(泡っぽい洗車液)は足回り・車体下部から」が基本になります。
時間の決まっているコイン洗車では、まずは固まったガンコな汚れに水分を含ませ落ちやすい状態にしておき、シャンプー洗車を足回り・車体下部から先に行うのが一番効率が良くなります。
 
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ポイント3:冬の洗車は入念な事前準備を。効率化が大切です。

冬の洗車には、事前準備が欠かせません。
事前準備のキーワードは「寒さ対策」と「作業の効率化」です。
では、具体的なチェック項目を見ていきましょう。

 

・服装:動きやすく、濡れにくいものを

服装は一般的なジャケットにジーパンなど、軽作業ができるものでも構いませんが、撥水効果の高い生地(ウインドブレーカー上下など)をアウターとして取り入れるのがおススメです。
 
冬の洗車は意外と肉体労働なので過度に厚着をしなくてもそのうち暖かくなりますが、濡れてしまうと体温を奪うので、撥水効果は重要なポイントです。
 
ちなみに、長めのコートは作業しづらい可能性もあります。
 
そのほか防寒を気にするあまり、着込みすぎて終了時に風邪をひかないように気を付けましょう。
 
たとえばマフラーは作業中に邪魔になるうえに暑くなりやすいので、喉元の冷えが気になる方はタオルを内側に巻くと、汗も吸い取り便利です。
また、使い捨てカイロなど、最初のうちは体につけておき、暑いと感じたら取り外せる防寒グッズもおススメです。

 

・あると便利なもの:ゴム手袋、水切りワイパー、洗車用クロス、解氷剤

北海道では前日より気温が急低下した際、ガソリンスタンドなどの自動洗車機を使用できない場合があります。
 
理由は洗車機内におけるブラシの凍結です。近年、洗車用の薬剤は温水を使用しているスタンドも増えているので、冬でも対応してくれるケースが多いのですが、気温が急低下した日にはブラシ自体が凍ってしまい、車体を傷つけやすくなります。
 
そのため、コイン洗車や自宅での洗車を好む人が多いのも実情です。
 
自分で洗車をするときにはまず、冷たい水分を直接触らなくて済むように、薄手のゴム手袋を用意しましょう。
そのうえで薄手のニット地の手袋などを中に重ね履くと指の動きも制御されず、快適に作業できます。
 
また、冬の洗車では寒さからふき取り作業がおざなりになってしまう人も少なくありませんが、ふき残しは凍結の原因にもなります。
慣れない作業たからこそ水切りワイパーを使ったうえで、洗車用クロスでふき取り作業をした方が効率もよくキレイに仕上がります。
 
水切りワイパーは窓用のものもありますが、専用の方が水はけもよく短時間で作業できます。
カー用品店やホームセンターで購入できますので、ぜひ用意しましょう。
 
さらに、ワイパーや鍵穴など凍らせたくない箇所に吹きかける、解氷剤を用意しておくとより安心です。
 
 

おわりに

愛車のメンテナンスを行うと、気持ちも晴れ晴れしますし、長く愛車に乗れる実感がわきますよね。
寒さから洗車に対し二の足を踏むときでも、高速道路を走行した後や気温の上昇した次の日など、「普段より融雪剤や泥が付着したとき」には洗車をすることがおススメです。
 
また、ボディの汚れ防止には、プロが行うボディコーティングなども効果がありますので、一度検討してみるとよいでしょう。