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車のサイドミラーの正しい合わせ方と役割!中古車選びの注意点も解説

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こんにちは、CARさっぽろです!

 

車の運転において、サイドミラーやバックミラーは、安全運転のために欠かせないパーツです。

 

サイドミラーは、主に周囲の状況を確認する目的で用いられ、特に車線変更・合流時などの事故を防ぐ上で重要です。

 

しかし、自分の見やすさ・感覚を基準に、ミラーの角度を調整しているドライバーの方も多いのではないでしょうか?

 

本記事では、車のサイドミラーの役割や、死角を減らす正しい合わせ方を分かりやすく解説します。

 

 

車のサイドミラーの基本的な役割とは?

 

 

サイドミラーはドアミラーとも呼ばれ、バック駐車や車線変更といったタイミングで、運転手が他の車や障害物などの状況を確認するために用います。

 

以下、基本的な役割と、その重要性について解説します。

 

バックミラー(ルームミラー)との違いと役割分担

 

一般的な車種には、主に2種類の後方確認用ミラーが備わっています。

 

バックミラー(ルームミラー) 運転手が、自車の真後ろの状況を確認するためのミラー
サイドミラー(ドアミラー) バックミラーでは見えない「後方から斜め後方」を左右から確認するためのミラー

 

サイドミラーは、運転席側・助手席側のドア側部に備わっている車種が多く、ドライバーの死角をカバーする役割を担っています。

 

ちなみに、古い車種・タクシーなどはボンネット前方に「フェンダーミラー」と呼ばれるミラーが装備されています。

 

フェンダーミラーは、ドアミラーよりも少ない視線移動で後ろの状況を確認しやすいメリットがある反面、現代はデザイン性の問題などからサイドミラーが主流となっています。

 

ミラーは決して万能ではない

 

バックミラーやサイドミラーは、正しい位置に合わせることでドライバーの死角を減らすことにつながります。

 

しかし、運転席の真横など、カバーできない死角も存在します。

 

車線変更やバック駐車の際は、ミラーの確認だけでなく、必ずドライバー自身の目視を併用することが事故防止の鉄則です。

 

 

車のサイドミラーの正しい位置・合わせ方

 

 

サイドミラーは、上下・左右のバランスを正しく設定することで最大の効果を発揮します。

 

以下、正しい位置への合わせ方を解説します。

 

上下の合わせ方の目安

 

上下の角度を合わせる場合、地面と空(景色)の比率が、ちょうど半々(1/2ずつ)になるよう調整しましょう。

 

地面が映る面積が多いと、バック駐車などで白線や輪止めが見えやすくなりますが、その分後続車や遠方の車の状況が把握しにくくなります。

 

できるだけ、地平線がミラーの中心にくるよう、角度を調整しましょう。

 

左右の合わせ方の目安

 

ミラー左右の角度は、基本的にミラー内側1/4に自車のボディが映る状態が良いとされます。

 

ただし、運転手がもっと広い範囲を確認したい場合は、右側につき自車ボディの映り込みを1/5まで調整しても問題ありません。

 

車体が少しミラーに映り込むようにすると、自車と後続車、または隣の車線までの距離を測りやすくなります。

 

仮に、ボディがまったく映らないような角度で設定すると、かえって自車との距離感がつかみにくくなるため注意してください。

 

運転席側と助手席側の微調整のコツ

 

助手席側(左側)のミラーは、運転席から少し遠いため、自分の見やすさも考慮して微調整しましょう。

 

自車側面が1/4程度映っている状態から、少し外向きになるようミラーの角度を変えると、狭い道や縁石などの位置を把握しやすくなるはずです。

 

 

中古車選びで失敗しない!サイドミラーのチェックポイント

 

 

中古車を購入する際は、車体や内装だけでなく、サイドミラーの状態もしっかり確認しておきたいところです。

 

以下、現車確認時のチェックポイントをいくつかご紹介します。

 

電動格納機能の動作チェック

 

多くの車種は、エンジンをかけた後、運転席のスイッチでサイドミラーを開閉できる仕組みになっています。

 

事前に説明がないにもかかわらず、スイッチを操作しても開閉ができない場合は、購入は控えた方が賢明です。

 

また、左右で開閉スピードに極端な差がないか、開閉時に異音がしないかどうかも確認しましょう。

 

なお、古い車種の場合は、手動でサイドミラーをたたむタイプのものもあります。

 

鏡面と外装の傷・劣化具合

 

鏡面にウロコがついていると、雨天時の視界が著しく悪化します。

 

ガラス部分にひび割れがあったり、サイドミラーをテープで固定していたりする車も、車検に通らない可能性があります。

 

補助ミラーについても確認

 

SUVやミニバン、1BOXカーなどには、補助ミラーとして「サイドアンダーミラー」が装備されているものもあります。

 

このミラーは、助手席側直近側方の死角を減らすためのもので、助手席側のフロントフェンダーに付いている車種は中古車にも数多く存在しています。

 

近年では、同等の視界が確保されるカメラで代用が可能となったことにより、新車で見かけることは少なくなりました。

 

しかし、年式によってはサイドアンダーミラーの不備により車検が通らなくなるケースもあるため、購入前に確認しておきましょう。

 

 

サイドミラーに関するよくある質問(Q&A)

 

 

続いては、サイドミラーに関するトラブルや疑問について、Q&A形式でお答えします。

 

 Q.サイドミラーが動かなくなった!応急処置はどうする?

 

A.まずはスイッチ類をもう一度操作して、動くかどうかチェックしましょう。

 

運転席のミラー開閉スイッチが中途半端な押し具合になっていないか、操作ロックがかかっていないか確認してください。

 

動かないだけでなく、モーター音がまったくしない場合は、故障の可能性もあります。

 

たたまれたミラーはドライバー自身が手でひらけるケースがほとんどですから、まずはミラーを開いた状態で走行し、早めに整備工場へ持ち込みましょう。

 

 Q.手動で無理やり閉じない方がいい?

 

A.はい、無理な力を加えると、外れたり故障したりするリスクがあります。

 

本来、電動格納可能なサイドミラーは、手動で開閉するのに大きな力を必要としません。

 

そのため、手で閉じたからといってすぐに壊れるわけではありませんが、力任せ、かつ頻繁に手で開閉するのは控えましょう。

 

Q.サイドミラーが割れたままだと車検に通らない?

 

A.ミラー部分が破損している場合、車検には通りません。

 

よって、早急な修理・交換が必要です。

 

道路運送車両法の保安基準により、サイドミラーの設置基準として「鏡面に著しいひずみや曇り、ひび割れがないこと」が定められています。

 

 

まとめ

 

車のサイドミラーは、単なるパーツではなく、ドライバーの「第二の目」となってくれる存在です。

 

正しい角度に調整するだけで、死角は大幅に減り、運転のしやすさが格段に向上します。

 

中古車選びの際は、電動格納のスムーズさや鏡面の状態チェックを忘れずに行い、安心して走れる個体を選ぶことが大切です。

 

ご自身のドライビングポジションに合わせて正しくミラーを調整し、安全で快適なカーライフをお送りください。