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中古車のベストな走行距離は何Km?【走行距離と価格の関係性を解説します】

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こんにちは CARさっぽろです!

 

中古車を購入するときに気になる走行距離。

 

「この車、すごく安いけど走行距離も長いし、買っちゃダメな車かな?」

「走行に問題のない範囲で一番安く中古車を手に入れるなら何kmの車がいいの?」

 

この記事ではそういった疑問にお答えし、中古車のベストな走行距離について解説します!

 

安全に走れる走行距離はどれくらい?

 

そもそも一般的に車がどれくらいの距離を走ることができるのかご存知でしょうか。

 

「10万キロを超えるとかなり寿命が近いよね?」

 

という考えをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。ですが実際は

 

適切なメンテナンスが行われている車なら40万キロ以上を問題なく走行できる
と考えて大丈夫です!

 

つまり、走行距離が10万キロを超えた中古車を必要以上に敬遠しなくても大丈夫、ということになります。

 

この事実をもとにすると、これから中古車を選ぶとき、もっと選択肢を広げて考えることができそうですね。

 

「走行距離」と「年式」ではどちらが大事なの?

 

中古車を選ぶ際に、走行距離と同じくらい年式を気にされる方も多いでしょう。

走行距離と年式はどちらを重視すべきなのでしょうか。

結論としては

 

どちらも大事なのでバランスが取れている車を選ぶのがよい

 

となります。

 

これだけだと参考にならないと思うのでもう少し詳しくお話します。

 

一般的な車の1年間の適切な走行距離は8,000キロ~1万キロです。

つまり、1年間に1,000キロしか走行していない車は「走らなすぎ」だし、1年間に5万キロを走った車は「走りすぎ」ということになります。

 

「走りすぎ」は走行による消耗が激しいからよくないのだろう、ということがわかりやすいですが「走らなすぎ」も問題があるのでしょうか?

 

年数に対して走行距離が少ない、ということは運転機会が少ない車ということになります。

つまり動かない時期が長かったり、車庫にいれっぱしの期間が長かった可能性の高い車、といえますよね?

 

久しぶりに物置から引っ張り出してきたヒーターが故障していた、あるいは1年ぶりに起動したプリンターの調子が悪くて年賀状が印刷できなった、といった経験はないでしょうか。

 

車も同様に定期的に動かさないと内部の消耗品や塗装が傷んでしまいます。

走行距離だけを見て、この車は掘り出し物だ、と思わずに年式とのバランスを考慮して車を選びましょう。

 

走行距離でどれくらい値段は変わるの?

 

少々の走行距離の差なら、なるべく安く中古車を購入したいですよね?

その時に知りたいのが「価格が大きく下がる走行距離のライン」です。

 

実はこれには明確なラインが存在して、5万キロ前後と10万キロ前後で大きく値段が変わります

 

値段が大きく変わるのは消費者心理が関係しています。

 

8万2000キロと8万5000キロ
9万9000キロと10万2000キロ

 

同じ3000キロの差ですが、後者の方が大きな差があるように感じませんか?

購入者にはこのような心理が働いて走行距離がキリの良い数字を超えている車を必要以上に敬遠してしまうんですね。

 

その影響で価格も5万キロ、10万キロ前後で大きく変動することとなります。

 

つまり、5万キロを少し超えた車や10万キロを少し超えた車がねらい目といえますね!

 

タイプ別おすすめの走行距離

 

次に、年式と走行距離の関係が1年間で1万キロ前後で適切な車、という前提でタイプ別のおススメの走行距離を紹介します。

自分がどのタイプになるか考えながら読んでみてくださいね。

 

なるべくきれいな状態の車を買いたい人

 

→新車を買うのは難しいけど、見た目も妥協したくない!

キレイな車を長く乗りたいんだ!という方は2~3万キロの車を選びましょう

経年劣化も少なく、非常に良い状態の車であるといえます。

 

見た目も気になるけど、コスパを重視したい人

 

→なるべく安く乗りたい!でも見た目へのこだわりも捨てきれない…。

という欲張りな方は5万キロを少し超えた車を選びましょう

先ほどの通り、5万キロを超えたところで中古車の価格は大きく下がるため、コスパ重視の方におススメです。

 

見た目やモデルには妥協できるのでとにかくお得な車を買いたい人

 

→とにかく価格重視、故障しないならなるべく安く済ませたい!

という方は、本体価格がぐっと下がる10万キロ超えの中古車を選びましょう

冒頭の通り、10万キロを超えた中古車でも大切に扱えば、長く乗ることができます。

ただし、この後解説するメンテナンス状況はよく確認するようにしましょう。

 

メンテナンス状況の確認も必須

 

最後にメンテナンスについてもお話しておきます。

10万キロ超えの中古車も問題なく走行できる、などの話には「適切なメンテナンスが施されている」という前提があります。

ここでは、中古車を選ぶ際に最低限ここだけは押さえておこう、というポイントを解説します。

 

タイミングベルトが交換されているか

 

→タイミングベルトの寿命は10万キロが目安といわれています。

もし、走行距離が10万キロを超えた中古車でタイミングベルトが交換されていない車を購入してしまうと、購入後自分で交換をする必要が出てきます。

 

ブッシュ類(緩衝材)が交換されているか

 

→ブッシュも10万キロを目安に交換したほうが良いとされる部品です。

ただし、10万キロを超えても状態が良い場合もあるため、交換がされていなくても状態が良好であることがわかれば問題はないでしょう。

 

エンジンのオイル交換がされているか

 

→定期的なオイル交換がされてきたかどうかも重要なチェックポイントになります。

時にはまったくオイル交換をしていない、という方もいらっしゃるので注意が必要です。

これらの状態を購入者自身ですべて正確に把握することは難しいと思います。

最終的な状態の確認はぜひ専門家であるお店の方に聞いてみましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

中古車を選ぶ際の走行距離の基準についてご理解いただけたかと思います。

ぜひ中古車購入の際の参考にしてみてくださいね。

 

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