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車のエアコン「外気」と「内気」の正しい使い分け!曇り・眠気対策とカビを防ぐコツも解説

  • 車メンテナンス

 

こんにちは、CARさっぽろです!

 

近年、暑い夏が続く北海道ですが、エアコンガスの補充やフィルターの交換などを検討しているドライバーの方も多いのではないでしょうか。

 

パーツをフレッシュにすることも大切ですが、暑い日に車内を冷やしたいなら、エアコンの「外気導入」と「内気循環」を使い分けることが大切です。

 

一般的に、車のエアコンは外気導入に設定されていますが、室内を素早く冷やしたいときは内気循環を選ぶのがおすすめです。

 

この記事では、車のエアコンにおける「外気」と「内気」の使い分けについて、カビ・悪臭を防ぐコツも含め詳しく解説します。

 

 

車のエアコン「外気導入」と「内気循環」の違いとメリット

 

 

車のエアコンには、大きく分けて「外気導入」と「内気循環」の2つのモードがあります。

 

これら2種類のモードは、利用する場面が異なるため、状況に応じて使い分けましょう。

 

外気導入とは

 

外気導入は、車外の新鮮な空気を取り込むモードです。

 

車の操作パネルでは、車の外から内部に矢印が進むように描かれているマークを選んで操作します。

 

車内の換気ができ、車内のさわやかな空気を保ちます。

 

また、冬場や雨天時に窓ガラスの曇りを取る、いわゆる除湿の役割も担っています。

 

ただし、トンネル内や交通量の多い道路では、排気ガスや外の臭いなどが車内にこもるリスクが高まるため、高速道路などで長いトンネルに入る際は内気循環に切り替えるとよいでしょう。

 

内気循環

 

内気循環は、外気を遮断し、車内の空気を循環させるモードです。

 

冷暖房の効率が良く、車内を素早く冷やしたい・暖めたい時や、外の排気ガスや悪臭などを入れなくない場面で活躍します。

 

特に、夏場の酷暑で外気導入モードにすると、なかなか車が涼しくならないため、まずは内気循環で一気に車内を冷やすと熱中症対策になるでしょう。

 

 

【シーン別】外気と内気の正しい使い分け早見表

 

 

車のエアコンは、状況に応じて外気と内気を切り替えることで、快適なドライブが可能になります。

 

モード切替のタイミングについては、次の表を参考にしてください。

 

シーン・天候 推奨モード 理由・目的
春(花粉シーズン) 内気循環 フィルターを通しても侵入する花粉や、PM2.5などの微小粒子状物質をブロックするため
夏(猛暑・炎天下) 内気循環(後、外気) 内気で急冷した後、車内が冷えたら外気に切り替えて換気するため
冬・梅雨(窓の曇り) 外気導入 外の乾燥した空気を取り込むことで、車内の湿度を下げてフロントガラスなどの曇りをとるため
トンネル・渋滞時 内気循環 前方車両の排気ガスや、嫌な臭いが車内に入るのを防ぐため

 

 

車のエアコン、ずっと「内気循環」じゃダメなの?

 

 

夏場は車内を少しでも涼しくしたいものですから、ドライバーの中には常に内気循環で長距離を運転するという方もいるかもしれません。

 

しかし、車のような密閉された空間で内気循環を続けると、ドライバーや同乗者の呼吸などによって生じる二酸化炭素が溜まりやすくなります。

 

JAFが2019年4月に行った、内気循環、外気導入それぞれの車内環境に関する実験によると、内気循環で走行した車の二酸化炭素濃度は、テストした道路によって以下のような結果が出ています。

 

道路の種類 二酸化炭素濃度(最大)
高速道路 4,520ppm
郊外・山道 4,730ppm
市街地 6,770ppm

 

※出典元:JAF|ドライブ中で、空調は「内気循環」「外気導入」どちらがいいの?(JAFユーザーテスト)

 

道路の種類を問わず、外気導入時の二酸化炭素濃度はつねに1,000ppm前後であることを考えると、最大で約6倍以上にもなっていることが分かります。

 

車内の二酸化炭素濃度が高くなると、ドライバーが疲労感や眠気を感じやすくなることで、集中力の低下による交通事故のリスクが高まります。

 

安全運転のためにも、「基本は外気導入」を心がけ、内気循環を使用する場合でも1時間に1回程度は窓を開けるか外気導入に切り替え、しっかりと車内を換気しましょう。

 

 

【中古車対策】エアコンの臭い・カビを防ぐ賢い使い方

 

 

中古車を購入する際は、エアコンの吹き出し口から漏れる「カビ臭」や「生活臭」が気になる方も多いかもしれません。

 

実は、こういったカビ・臭いに関しては、外気導入と内気循環を活用することで改善できる場合があります。

 

具体的には、次のような方法があげられます。

 

外気導入で送風

 

夏場にエアコンを使用した際など、エンジンを切る5~10分前から「A/C」ボタンをOFFにして、外気導入で送風する方法です。

 

こもった湿気をそのままにせず、エアコン内の水分を飛ばせるため、カビ臭さを軽減することにつながります。

 

一日の終わり、もう車に乗らないタイミングで行うのがおすすめです。

 

暖房を使って乾かす

 

カビは乾燥と熱に弱いため、あえて暖房をかけてエアコン内部を乾かすのも有効です。

 

エアコンを止めてから窓を開けた状態で、最大温度・風量で10分ほど暖房をかけ、湿気を飛ばします。

 

ただし、高温下で行うと熱中症のリスクがあるため、状況によっては1~2分でも構いません。

 

エアコンフィルターを交換する

 

中古車販売店等で実車を購入する際は、納車前の整備時にエアコンフィルターの清掃・交換を行ってくれるかどうかも確認しましょう。

 

もし、新しいものに交換する場合、有料となる可能性があるため、気になる方は事前に問い合わせることをおすすめします。

 

 

まとめ

 

車のエアコンは、換気を促す「外気導入」と、効率よく温度調整ができる「内気循環」の特性を理解することが大切です。

 

シーンに応じた正しい使い分けで、曇りや眠気を防ぎ、安全で快適なドライブを楽しみましょう。