中古車はいくらあれば買える?予算別の注意点や具体的な金額も解説
- 中古車選び
こんにちは、CARさっぽろです!
中古車は、新車に比べてお手頃な価格で購入しやすいイメージがあるものの、最低限の金額として「いくらあれば買える」のか、詳しく分からないという方も多いのではないでしょうか。
一口に中古車といってもピンからキリまであり、状態の良い車・装備が充実している車を探している場合、中古車であっても新車相応の金額を支払うケースは珍しくありません。
その一方で、あまりに高額な中古車を購入してしまうと、その後の維持費を工面するのが難しくなるおそれがあります。
この記事では、中古車本体を購入する際に知っておきたい、予算別の注意点や具体的な金額について解説します。
中古車はいくらあれば買えるのか|予算別の車種イメージ
中古車の価格帯は、大まかに次のようなイメージで捉えることができます。
- 10万円~50万円
- 50万円~100万円
- 100万円~200万円
- 200万円超
以下、それぞれの価格帯で購入できる車の車種や特徴などを解説します。
10万円~50万円
10万円~50万円の価格帯で探せる中古車には、次のような特徴が見られます。
- 年式が10年以上古いもの(2025年現在で2015年以前のもの)
- 走行距離が多いもの(10万km以上、車種によっては15万km以上も)
- 軽自動車(普通車もラインナップされているが、軽自動車の割合が多い)
総じて長く乗られてきた車が多いものの、それだけでコンディションに問題があるとは限りません。
点検記録簿を確認してこまめに修理されているかどうか、大きな事故を経験していないかどうかチェックすることをおすすめします。
また、数はそれほど多くありませんが、この価格帯でミニバンやコンパクトカーなどが見つかる場合もあります。
50万円~100万円
50万円~100万円の価格帯で探せる中古車には、次のような特徴が見られます。
- 年式は古いが10年未満(2025年現在で2015年以後のもの)も見つけやすい
- 走行距離が10万km未満の車種も見つけやすくなる
- 軽自動車はもちろん、コンパクトカー、セダン、ミニバン、SUVなど幅広い車種が見つかる
予算を50万円以上まで引き上げると、様々な車種を購入できるチャンスが増え、年式や走行距離の面でも有利になってきます。
キーレスエントリーやETC、ハイブリッドモデルなど、機能面で優れる車の数も増え始めます。
ただし、タイミングベルトなど「一定期間乗車してから部品交換が必要になる」車もあることから、購入後に発生するメンテナンスのコストも想定して車を選ぶ必要があります。
100万円~200万円
100万円~200万円の価格帯で探せる中古車には、次のような特徴が見られます。
- 年式が比較的新しい(2025年現在で2020年以後)車を探しやすい
- 走行距離が5万km前後の車も探しやすい
- スポーツカーや状態の良いワンボックスカーなど、価値が高い車種も登場するようになる
すでに新車が購入できる価格帯のため、状態の良い車や人気車種、希少性のある車を探しやすいでしょう。
塗装やドレスアップが行われた特別仕様車も、このあたりの価格帯から目立つようになります。
200万円超
200万円を超える価格帯になると、新車同様のコンディションの車種や高級車などが見つかります。
中古車ポータルサイトによっては、トラックタイプや建設機械などが見つかる場合もあります。
中古車購入の予算を決める際のポイント
実際に中古車を購入する際は、車に何を求めるのかによって、選ぶ価格帯が変わってきます。
以下、購入予算を決める際のポイントについて解説します。
「走ればOK」派は50万円以下
走行性能に問題がなければ、最新の装備にこだわりはないという人は、50万円以下の中古車の中から欲しい車を選ぶとよいでしょう。
購入時の出費を安く抑えられるため、購入後に修理が必要になった場合に備えて、まとまった現金を残すこともできます。
「車種や装備にこだわる」なら100万円以下
走行面だけでなく、荷物をたくさん積む機会が多い、高速道路をよく走るなどの事情がある場合は、多くの車種・装備が見つかる価格帯を選ぶと安心です。
100万円以下の中古車であれば、50万円以下に比べて多くの車種が対象になりますから、自分の希望と折り合いがつく車を探しやすいでしょう。
どうしても欲しい車があるなら100万円以上
100万円以上の予算がある場合、基本的には新車の購入を検討すべきです。
しかし、すでに新車では販売されていない車種など、どうしても欲しい車がある場合は、100万円以上の価格帯で選ぶと選択肢を増やせます。
まとめ
取り急ぎ中古車が必要になった場合、最低でも10万円以上あれば、中古車を購入すること自体は可能です。
ただし、値段によって車の状態や装備は異なるため、快適性を保ちつつ長期的に乗り続けたいのであれば、その分高い価格帯の車種を選ぶ必要があります。
中古車を購入する際は、まず自分が「なぜ車を購入する必要があるのか」について掘り下げて考え、その上で納得のいく車を選びましょう。
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