車の夏の暑さ対策|サンシェードやカーフィルムなどグッズ選びも解説
- カー用品
こんにちは、CARさっぽろです!
夏が近づくにつれて、ドライバーが注意したいのが「車内の暑さ」ですよね。
JAFが2023年8月に実施したユーザーテストによると、エアコンを停止してから1時間後には車内温度が40℃を超える結果が出ており、十分な換気・冷却をしないまま運転すると熱中症になるおそれがあります。
そこで活用したいのが、サンシェードやカーフィルムなど、断熱効果が得られるグッズです。
この記事では、車の夏の暑さ対策について、暑さをやわらげるグッズを紹介しつつ解説します。
車の夏の暑さ対策が重要な理由
車内が暑く感じても、「ちょっと我慢すれば大丈夫」と思っているドライバーの方は、意外と多いかもしれません。
しかし、夏場の車内の暑さは次のような問題を引き起こすおそれがあるため、暑さ対策をきちんとすることが大切です。
ドライバーの判断力低下
車内の暑さは、ドライバーの体力と精神力を徐々に削っていくものです。
ただちにエアコンを効かせて適温にできればダメージは限定的ですが、ガソリン節約などを理由に暑さを放置したまま運転していると、次第に判断力が低下するおそれがあります。
特に、食後の眠気に襲われながらアツアツの車内で運転していると、運転中の集中力・判断力は格段に低下するでしょう。
自損事故ならまだしも、人身事故を起こしてしまったら、一生後悔することになるかもしれません。
熱中症リスクの上昇
暑い中で運転をしていると、体内で発生した熱が上手く調節できなくなり、熱中症になるリスクが高まります。
初期症状としては頭痛やめまい、吐き気などがあげられ、症状を放置したまま運転すると意識を失ってしまう可能性があり、重大な事故に発展しかねません。
一定時間走行する場合は、エアコンである程度車内を冷却できますが、乗り降りの機会が多いと車内を十分に冷却できないまま運転することになるため、休憩や冷却グッズ、水分補給などによる対策が欠かせません。
車の夏の暑さ対策|基本編
夏場の運転では、車内の暑さをできるだけ早い段階でやわらげることが重要になります。
そのため、まずは次のような対策を講じるのが基本です。
暑さ対策 |
詳細 |
---|---|
窓を全開にして車のエアコンを外気導入 |
|
車体に水をかける |
|
駐車時に少しだけ窓を開けておく |
|
これらの対策を講じるだけでも、夏場の運転の負担が軽減されるはずです。
車の夏の暑さ対策|グッズ選び編
基本的な対策に加えて、以下にご紹介するグッズを活用すると、厳しい車内の暑さを乗り切るのに役立ちます。
サンシェード
サンシェードとは、車のフロントガラスに装着するグッズで、車内に直射日光が入るのを防ぐ効果が期待できます。
車内の高温化を抑制するだけでなく、ダッシュボードやハンドルなど、直射日光によってパーツが劣化するのも防いでくれます。
ただし、一口にサンシェードといっても様々な種類があるため、愛車の車種にマッチするものを選ぶ必要があります。
カーフィルム(断熱フィルム)
暑さ対策としてのカーフィルムは、断熱フィルムとも呼ばれ、窓に貼って紫外線・赤外線をカットすることにより車内の温度上昇を抑制するためのグッズです。
商品によって紫外線・赤外線のカット能力は変わりますが、プロの手でフィルムを装着してもらうことにより、断熱能力の大幅な向上が期待できます。
特に、青空駐車場で長時間駐車している場合は、ぜひ検討したいグッズといえるでしょう。
冷却スプレー
冷却スプレーは、車内に吹きかけることで周囲の熱を奪う優れモノで、液剤の気化熱を使用して気温を下げるメカニズムの冷却グッズです。
消臭効果が期待できる商品もあり、必要に応じて選び分けるのがおすすめです。
注意点として、冷却スプレーには可燃性のガスが使われている商品も多いため、使用後にタバコを吸う場合はしっかり換気をしてからにしましょう。
まとめ
炎天下で駐車している夏の車内は高温になるため、ドライバーの判断力低下や熱中症を招くため危険です。
そのため、普段から暑さ対策を心がけて運転することが重要です。
運転時は「エアコン+窓開放」で換気を行い、駐車中はサンシェードや断熱フィルムで直射日光を防ぐことで、車内温度の上昇を大幅に抑制できます。
すぐに涼しくしたい場面では冷却スプレーも活用しつつ、夏のドライブを安全で快適なものにしましょう。
- 中古車はいくらあれば買える?予算別の注意点や具体的な金額も解説
- この記事が最新の記事です