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夏場の車中泊は暑さ対策が重要!お役立ちグッズや注意事項を解説

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こんにちは、CARさっぽろです!

 

夏と聞いて、車中泊などのアウトドアを計画する方は多いかもしれませんが、近年では全国的に猛暑・酷暑となる日が増えてきています。

 

夜間でも気温が25℃を下回らない「熱帯夜」の状況では、熱中症になるリスクも高まりますし、何より車内でぐっすり眠るのも難しくなるでしょう。

 

夏場の車中泊においては、可能な限り暑さを和らげることが、快適に過ごすための重要なポイントとなります。

 

この記事では、真夏の車中泊で便利なお役立ちグッズや注意点に触れつつ、暑さ対策について解説します。

 

 

夏の車中泊の暑さ対策|基本編

 

 

夏場に車中泊をする際は、車内で過ごす間、どうやって暑さの影響を最小限に抑えるかが重要になります。

 

以下、車中泊のスポット選びや天候など、基本的なポイントをいくつかご紹介します。

 

標高が高い場所を探す

 

一般的に、高度が上がるにつれて気温は下がる傾向にあります。

 

気象庁によると、天気現象が起こる高さの大気の層(対流圏)において、100mごとに0.5~1℃下がるとされています。

 

つまり、標高が高い場所にある車中泊スポットを選べば、標高が低い場所に比べて涼しく過ごせるのです。

 

夏場に車中泊の計画を立てる際は、できるだけ標高が高いところにある道の駅・キャンプ場などを探してみましょう。

 

日陰に車を停める

 

車中泊をしていて、日中も車で過ごすことが多い場合は、できるだけ日陰になる駐車場を選んで車を停めましょう。

 

気温がほぼ同じ環境であっても、日向と日陰では路面温度に大きな差があり、炎天下では20℃ほどの差が生じるケースもあります。

 

駐車場に車を停める場合、日陰になるスポットそのものが限られるため、いくつか候補地を検討しておくと安心です。

 

雨の日や湿度が高い日の車中泊は避ける

 

天気については100%読み切れるものではありませんが、雨の日や湿度が高い日の車中泊は、そうでない日に比べて不快度が増します。

 

湿度が高く空気中の水分が多い状態では、汗がなかなか蒸発しないため、その分暑さを感じやすいのです。

 

よって、車中泊の日程を自由に決められる場合は、できるだけ天気の良い日を選びましょう。

 

 

夏の車中泊の暑さ対策|おすすめグッズ編

 

 

夏の車内を少しでも快適な環境にするためには、涼めるグッズを活用するのが効果的です。

 

以下、あると便利なおすすめグッズをいくつかご紹介します。

 

網戸・メッシュカーテン

 

車のウィンドウに合う網戸・メッシュカーテンを使用すると、プライバシーを確保しつつ換気することができます。

 

その際、携帯タイプの蚊取りマットをウィンドウの近くで使用すると、虫が車内に入って来るのを防ぐ効果が期待できます。

 

冷感マット

 

身体に触れると涼しく感じる素材、いわゆる冷感素材のマットがあると、体感温度が下がり入眠しやすくなります。

 

自宅で使用しているものを車に積めば、新しく車用にマットを買わずに済むため経済的です。

 

サンシェード(フロント・サイド・リア)

 

日光は、ウィンドウガラスを通して車内に熱をこもらせる一因となるため、サンシェードを使用して断熱・遮熱しましょう。

 

夜間でも、サンシェードを使用するとプライバシー保護が期待できるため、就寝前に取り付けることをおすすめします。

 

ポータブル扇風機・サーキュレーター

 

扇風機を使って風を当てると、体感温度が下がるため、持ち運びやすいポータブル扇風機があると快適です。

 

また、サーキュレーターは、車内の空気を循環させて温度を一定にする効果が期待できます。

 

冷風機・冷風扇

 

冷風機や冷風扇は、水を蒸発させた気化熱によって冷風を出す仕組みとなっており、エアコンと違い排気を必要としません。

 

そのため、充電式・卓上タイプの冷風機や冷風扇を使用すると、扇風機を使用する場合に比べてより涼しく過ごせます。

 

水や氷は現地で調達しなければなりませんが、エンジンをかけずに身体を冷やしたい場合、大いに役立ってくれることでしょう。

 

 

暑い夏に車中泊する際の注意点

 

 

暑い夏の車中泊では、涼しく過ごすことを最優先で考えがちですが、水分補給も大切です。

 

水分・塩分の同時補給が可能なスポーツドリンクや、ミネラルが含まれる麦茶など、夏の水分補給に向いている飲み物を選び、こまめに口にしてください。

 

逆に、コーヒーや緑茶のような飲み物にはカフェインが含まれているため、せっかくの水分が体外に尿として排出されてしまいます。

 

のどが渇いた時点で脱水症状が始まっているおそれがあるため、のどの渇きを自覚する前に、気付いたら飲み物を飲むようにしましょう。

 

 

まとめ

 

近年の猛暑下での車中泊は、暑さから身を守るための工夫が必要です。

 

標高の高い場所や日陰を選んで駐車するなど、少しの工夫をするだけでも、車内温度の上昇抑制が期待できます。

 

加えて、サンシェードでの遮熱や網戸による換気、扇風機や冷感グッズの活用により、快適性も向上します。

 

暑い中では脱水症状のリスクもあるため、のどの渇きを感じる前にスポーツドリンクなどでこまめに水分・塩分を補給し、脱水症状を予防することも大切です。